帝王切開の体験談!3人の子供を帝王切開で産んだママの話!
「帝王切開した時の痛みは?」
「帝王切開後の傷跡は?」
など帝王切開で3人の子供を産んだ経験をもとに体験談をお話しします。
私には3人の子供がいますが、3人とも帝王切開で出産しました。
なぜ帝王切開になったかというと、1人目の時に20時間陣痛に耐えたのですが子宮口が8㎝までしか開きませんでした。
その後もお産がなかなか進まず、先生の判断により「緊急帝王切開」になりました。
通常の分娩でも帝王切開でもメリット•デメリットはあると思いますが、今回は私が経験したことをもとに体験談をお伝えします。
帝王切開を体験メリット
帝王切開を3回経験した私が感じたメリットをお伝えします。
帝王切開は、私みたいに最初は通常分娩で途中から緊急になる場合もありますし、逆子など何らかのトラブルがあった時に行われることが多いのではないでしょうか。
必ずしも安全とは限りませんが、何よりも母子ともに安全に出産できることが一番のメリットではないでしょうか。
陣痛がない
私は1人目の出産の時、最初は通常分娩でしたので20時間の陣痛を経験しました。
その後、緊急帝王切開になり局部麻酔で1人目を出産しました。
私が通院していた産婦人科は、1回帝王切開をすると2回目以降も帝王切開でしか産むことができません。
なので2回目からは、予定帝王切開になり陣痛が起こる前に出産します。
赤ちゃんの大きさなどを見て、予定日の1週間前くらいに出産になります。
陣痛がないと言っても、帝王切開の場合は術後の痛みがやってきますので、そこは辛いです。
個人的な考えですが、一度は陣痛を味わって通常分娩をしてみたかったと思います。
通常分娩した友人の話しを聞きますが、気持ちも出産した時の感覚も分からないので一度は経験したかったです。
子供の誕生日を決められる
緊急帝王切開の場合は決めることができませんが、予定帝王切開の場合は出産日を決めることができます。
私が通院していた産婦人科は、手術の日や曜日が決まっていました。
先生に3つほど候補をもらい決めました。
実は、3人とも12月生まれです。
1人目は12月18日、2人目は12月28日、3人目は12月17日に出産しました。
28日は私の父と主人の誕生日だったので28日に決めました。
3人目は1人目と同じ誕生日がよかったのですが、その日が該当日ではなく仕方なく17日になりました。
このように誕生日を自分で決められると思うと、嬉しかったです。
なんといっても、予定がたてやすいです。
気持ちに余裕を持って過ごすことができますし、主人や母も前もって休みを申告できますので好都合でした。
生命保険で給付金が受け取れる
これは入っている保険にもよりますが、私が当時入っていた生命保険には給付金の支払いがありました。
帝王切開は手術扱いになり支払いの対象になりました。
入院日額の給付金もいただき、大変助かりました。
もしこれから出産される方は、保険の確認をおすすめします。
出産は何が起こるか分かりません。
私のように急に緊急帝王切開になる場合もあります。
その時に保険に入っていれば安心ですね。
帝王切開を体験デメリット
帝王切開は手術になり、傷の痛みや、産後は思うように赤ちゃんのお世話ができなかったりとデメリットの方が多いかもしれません。
一生傷は残るし、回数を追うごとに出産のリスクが高まります。
母子共に健康で無事に産まれることが一番ですが、帝王切開に抵抗を感じる方も多いように感じます。
産後傷の痛みがある
やはりお腹を切っているので、痛みがあります。
傷の痛み+子宮収縮の痛み(後産)があり、どちらの痛みか分かりませんでした。
私は全身麻酔ではなく、局所麻酔で意識がある状態で手術を受けました。
先生や看護師さんの声も聞こえるし、子供の産声も聞くことができます。
手術前に背中から麻酔の管が入ります。
術後は管に通じるボタンがあり、そのボタンを押すと痛み止めが注入されます。
しかし、この痛み止めがあまり効かず、坐薬や飲み薬で乗り越えてました。
私の場合は、1人目が一番痛かったです。
術後2日目からリハビリのため歩きますが、これもまた痛かったです。
お腹を丸めて前かがみでないと、歩けない状態でした。
赤ちゃんのお世話が思うようにできない
私の産婦人科では産後は、母子同室が基本です。
私は、帝王切開だったので1日目だけ病院で見ていただいたのですが、2日目からは母子同室でした。
術後の傷の痛みと、母乳の影響で乳がパンパンになり痛みを伴います。
そんな中、母乳をあげたり、オムツを代えたり、泣いたら抱っこしたりととても大変でした。
回数を追うごとにリスクが高まる
私は3回帝王切開をしていますが、3回目の時は子宮と皮膚が癒着していました。
先生からは
「癒着しているし、子宮が薄くなっているので、最悪の場合「子宮破裂」が起こるかもしれない」
と言われ1•2回目よりも3回目は手術に時間がかかりました。
出血も通常より多く、産後は貧血になり薬を飲んでいました。
4人目は考えてないのと、経済的、年齢的にもきつかったので、卵管結紮を一緒にしてもらいました。
卵管結紮とは、簡単にいうと卵管を結んで100%ではないですが妊娠しないようにすることです。
傷跡が残る
産婦人科によって、切り方が変わりますが、私は縦切開でした。
3回切開していますので、傷跡が残っています。
子供達には
「その傷どうしたの?」
と聞かれたこともあります。
3回とも全く同じところを切開するのではなく、少しずらして切開します。
ですが、見た目は1本の縦の線です。
温泉などに行くと、少し視線を感じますが、私生活には影響はありません。
子供たちに
「ここから産まれてきたよ」
と言うと、
「ママ頑張ったね。ありがとう」
と言ってくれます。
心ない言葉を言われる
「帝王切開で産んだ」と言うと、心ない言葉を言われたこともあります。
「陣痛の痛みを知らない」
「産道を通っていないから子供が可愛くないのではないか」
「骨盤は大きいのに通常分娩で産めなかったの?」
「帝王切開はラクでいいよね」
など言われたことがあります。
母子共に安全に産むためのものなのに・・・
この偏見の言葉を言われて、とても悲しくなりました。
帝王切開体験談のまとめ
お産は十人十色と言われるように、同じ出産はありません。
私のように急に帝王切開になったり、陣痛が2日、3日かかった人など様々です。
出産前、色んな方の体験談を読みました。
早く赤ちゃんに会いたい気持ちと、どんなお産になるのか不安な気持ちと、色んな感情が入り混じって、当日を迎えます。
帝王切開だろうと、通常分娩だろうと、お母さんが命がけなのは確かです。
私は帝王切開しか体験してないですが、参考にしていただけたらと思います。
この記事では、帝王切開の体験談をお伝えしました。