カメムシは餌なしで寿命はどのくらいなのか種類や駆除の仕方なども合わせて紹介!
カメムシの寿命って餌がなければどのくらい生きるんだろう?
あの臭いニオイどうにかならないの?
カメムシといえば、あの強烈なニオイといつの間にか洗濯物についていたりと大変迷惑な生き物ですよね。
私の住む福岡県では、暖冬の影響で冬を越したカメムシが多かった為、大量発生し農作物への被害などがニュースになっていました。この時期で珍しい現象が起きています。
5月の日曜日にご近所の方とBBQをしたのですが、カメムシが大量発生して途中で辞めたことがあります。何度もBBQをしているのですが、初めての経験でびっくりしました。夕方から夜にかけてしていたので、ライトを付けていたのですが光に大量に集まってきて大変でした。
そのような経験から、カメムシの寿命は餌なしでどのくらい生きるのか、種類や駆除の方法など調べてみました!
この記事を読んで、カメムシに負けない知識を身につけましょう!!
カメムシの寿命は餌なしで約5ヶ月生きる
カメムシの寿命は餌なしで約5ヶ月生きます。カメムシは越冬する昆虫なので、その間は何も食べません。越冬する昆虫の中でも、春まで起きないタイプの昆虫なので春先に見るカメムシは起きたばかりのカメムシということが分かります。
カメムシは越冬する昆虫
カメムシは越冬する昆虫です。寒くなる秋から冬は成虫のまま、木の皮の隙間や落ち葉の裏に眠っています。
越冬する昆虫の中には、「暖かい日は動きたい虫」と「春先まで寝ていたい虫」がいて、カメムシは「春先まで寝ていたいタイプ」の昆虫です。
この間は、冬眠中ですので何ヶ月も餌なしで生きていられます。
カメムシの生態
このように4月頃に繁殖期を迎え、5月から8月頃が産卵期を迎えます。その後、孵化し脱皮を何度か繰り返したのち成虫になります。
産卵期の5月になぜ大量に発生したのか・・・やはり暖冬の影響が大きいようです。
カメムシの種類
カメムシの種類は50種類ほどいますが、よく見かける種類は上記の4種類ほどです。私が5月に被害にあったカメムシは色が緑で結構大きかったので、画像でいうと②か④だったと思います。
地域によっては、ヘッピリムシやヘクサムシと呼ばれ、私の地域ではカメップと言われています。
カメムシの分泌液に触れると、皮膚炎を起こすこともあり大変怖い虫です。おまけに一度付いた臭いは、いっときの間取れなくて大変不快な思いをします。小さな子供が触らないように注意が必要です。
①マルカメムシ
マルカメムシは全長5㎜ほどで、茶色く小さいのが特徴です!よく洗濯物についていて小さいので見落としてしまうこともあります。繁殖力が強く、クズやフジのようなマメ科の植物の茎や葉の裏にいます。
②ツヤアオカメムシ
ツヤアオカメムシは全長約14〜17㎜で、緑でツヤがあるのが特徴です!光に集まる習性があるので、電灯や玄関での灯りなどでよく見かけます。ミカン、モモなどの果樹を吸うので、農家の方には大変迷惑なカメムシです。
③クサギカメムシ
クサギカメムシの全長は約15㎜で、全身が濃い茶色でまだら模様、腹部は赤いのが特徴です。サクラやウメなどの樹上で生活し、クサギなどに産卵します。ツヤアオカメムシと同様で、果樹を吸いますので害虫として扱われます。
④チャバネアオカメムシ
チャバネアオカメムシは全長約12㎜で、ツヤアオカメムシと似ており体は緑色で、前の羽一部茶色になっているのが特徴です。スギやヒノキ、リンゴやナシなどの植物から汁を吸い、農家の方は被害に大変悩んでおられます。秋の終わりには、集合フェロモンを出し集団で越冬するのが特徴です。
カメムシの駆除方法
どの種類のカメムシでも共通しているのは、悪臭です。一度付いてしまうとなかなか取れないため出来るだけ悪臭を放たれる前に駆除したいですよね!刺激しないように駆除する方法がないか調べてみました。
ガムテープで取る
私はこの方法で駆除しています。一発勝負なところもあるので怖がらず慎重にやることが必要です。カメムシを見つけたら、ガムテープを長めに切り壁などにくっついているカメムシめがけてくっつけます!悪臭を放たれるので、閉じ込めるようにして丸め、ゴミ箱にポイっです!お金もかからず、手取り早い方法だと思います!
牛乳パックやペットボトルで捕獲
こちらの駆除の仕方も簡単で、牛乳やペットボトルを半分に切り、その中に食器を洗う洗剤を溜めておきます。カメムシを見つけたら、その中に落としてください!すると、呼吸している穴に洗剤が入り窒息させることができます!すぐ対応できるように、カメムシが増えてきたと思ったら準備しておくのもいいかもしれません。
殺虫剤
殺虫剤といっても何種類もありますが、私のおすすめは凍結スプレーです!この凍結スプレーのいいところは、スプレーしたらそのまま凍るので悪臭を放たれる心配はありません。通常のスプレーだと逃げられる可能性もあり、そのうえ悪臭も放たれるとい最悪のパターンになってしまいます。凍結したら、ガムテープやティッシュに包んでポイっとしたらいいでしょう!
カメムシを寄せ付けない予防法
カメムシを寄せ付けないようにしたい
あの悪臭は勘弁して欲しいよね〜
誰しもできることなら避けたいカメムシ。どんな物が苦手なのか、家に侵入させないためにはどうしたらいいのか、カメムシが好む場所など調べてみました。
家の隙間は作らないようにする
カメムシは2㎜の隙間があれば侵入できますので、網戸や窓、玄関など隙間を作らないようにするのが大事です。隙間がある場合は、隙間テープを使って侵入させないようにしましょう!
除草する
カメムシのエサは、草や茎ですので草がたくさん生えているところは最高の場所なのです。寒い環境が苦手ですので、日が当たるところはさらに好みます。ですので、庭の除草はこまめにし、カメムシを寄せ付けないようにしましょう。
ミントやハッカ油
カメムシはミント系の臭いが苦手です。ミントの葉を玄関先に置いたり、ハッカ油と無水エタノールを混ぜたスプレーをかけておけば、入ってくるのを防げます!
ハッカ油の作り方・・・
- 無水エタノール 10㎜
- 水道水 90㎜
- ハッカ油 10滴(刺激が強いので目などに入らないように注意!!)
スプレーボトルに入れて混ぜるだけで完成!!簡単ですね☆網戸や洗濯物などにスプレーすれば寄せ付けません。
無水エタノールやハッカ油は、ドラックストアーなどで手に入ります!
カメムシの寿命はエサなしでどのくらい生きるのかまとめ
カメムシの寿命はエサなしで、5ヶ月ほど生きるということが分かりました!
カメムシを見つけたら、まずは刺激しないことが大事です!刺激してしまうと悪臭を放たれてしまいます。
もしカメムシを触ってしまい臭いが取れない場合は、化粧落としのクレンジングや、オリーブオイルを使うと取れやすいですよ!!
この記事ではカメムシの寿命は、エサなしでどのくらい生きるか、カメムシの特徴、駆除の仕方など紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。